大規模リフォーム土蔵造りの家
【分類】改修 【所在地】伊那市
【ポイント】木造2階建 延べ面積310.5㎡(93坪) 建築面積154.9㎡
明治後期の旧家を移築し50年は経過した土蔵造りの住宅です。
改修前は土壁が中塗り状態でしたので壁と屋根は相当の傷みがある為、
解体新築も視野に入れながらの検討、お施主様の強い意向をうけ大規模の改修工事になりました。
養蚕に利用されていた為二階のスペースが大きく、一階の天井が低い構造でしたので思い切って吹き抜けスペースを3部屋にわたり展開しました。
冷暖房効果を維持するため、大壁の土壁部にさらに断熱効果の高い断熱材を組み合わせ土蔵と同じかそれ以上の高断熱の家に生まれ変わりました。
【設計監理】匠(しょう)建築事務所様
吹き抜けの居間、帯戸は補修して再利用しました。
玄関、同じく吹き抜けです2階廊下も渡り廊下になっています。
※画像をクリックすると拡大できます。
上座敷から下座敷を望む、襖も表装しなおしました。 腰壁付きの広いトイレ車いすでも入れます。